2015年4月に読んだもの・まとめ

2015年4月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:2889ページ
ナイス数:75ナイス

今際の国のアリス 14 (少年サンデーコミックス)今際の国のアリス 14 (少年サンデーコミックス)感想
スペードのK編、完結。過去にとらわれた男、未来を見つめる女、それをつなぐ現在のために生きる少年、という構成は本誌読んでたときはあまり意識しなかったな。ダイヤのK編はほぼ同時進行だったと見ていいのか。この後始まる完結編(ハートのQ?)にそのまま繋がっていくのね。
読了日:4月1日 著者:麻生羽呂
よちよち文藝部よちよち文藝部感想
気になっていたので電子化を機に読んでみた。「名前だけ知ってるけど読んだことない」作品多いな……(^^;基本は作家にスポットを当ててのエッセイが中心。意外と知られていないor作品からは見えない別の顔というのは面白い。
読了日:4月4日 著者:久世番子
赤髪の白雪姫 13 (花とゆめCOMICS)赤髪の白雪姫 13 (花とゆめCOMICS)感想
白雪とリュウ、リリアスへ。離れてからの今後の関係がどうなるか。オビは白雪が好きだけどゼンも好き(もちろんミツヒデと木々も)でどっちが上とかじゃないんだよなとは思いつつ、白雪とリュウのそばにはオビがいるほうが自然になってる感もあり。
読了日:4月5日 著者:あきづき空太
コロロギ岳から木星トロヤへ (ハヤカワ文庫JA)コロロギ岳から木星トロヤへ (ハヤカワ文庫JA)感想
未来から通信を送る→現代で行動する→未来が(本人の気付かないうちに?)変わっている、というわずかな未来改変の繰り返しでようやく助かる!と思ったところでいきなり絶望的な展開、そこからのさらなるどんでん返しでのハッピーエンド。その振れ幅故のラストのうれしさがあるなあ。同時にそれまでのわずかな未来改変の繰り返しが実は無駄になってなかった(カイアクの助けは借りた形になるけど)、というカタルシスもあり。途中の腐女子ネタは笑った笑った(笑)リュセージはわんこ受でどうか。
読了日:4月7日 著者:小川一水
大正四葉セレナーデ 1 (バンブーコミックス)大正四葉セレナーデ 1 (バンブーコミックス)感想
大正女学生は一つのロマン。作中時間は約1年の予定、ってことは静子さまが卒業するまでってことですかね。もしくは小夜子自身が結婚もしくは婚約するか(しかしお相手はまだ数える程しか出てないしなあ……)。お玉さんと栄吉の関係萌え、つか栄吉は単発でも萌え。
読了日:4月8日 著者:香日ゆら
天国のススメ!  (4) (まんがタイムコミックス)天国のススメ! (4) (まんがタイムコミックス)感想
この作者の描くキャラクターは可愛いしいい人だなーといつも思う。/おなか兄さんネタ本当に1年後にやるとは思ってなかったよ(笑)
読了日:4月9日 著者:宮成楽
応天の門 2 (BUNCH COMICS)応天の門 2 (BUNCH COMICS)感想
反魂香の正体とか、狂犬病=犬憑きと考えられていたとか、今だと科学的に説明できることでも当時はまだ怪異として扱われていたというのは舞台設定を上手く生かせてるなと思う。一方で菅原家が藤原家に狙われている、さらに兄は(狂犬病の犬に噛まれて)暗殺されたという裏の話が表に出だした……というところで引き。今後は藤原家との対決色が強くなっていくんだろうか。
読了日:4月13日 著者:灰原薬
姫のためなら死ねる 5 (バンブーコミックス)姫のためなら死ねる 5 (バンブーコミックス)感想
暴走する女房たち。定子も毒されてる気もしなくもない(笑)
読了日:4月13日 著者:くずしろ
逃げるは恥だが役に立つ(5) (KC KISS)逃げるは恥だが役に立つ(5) (KC KISS)感想
平匡さんとみくりがお互い好きなのにおそるおそる過ぎて逆に傷つけてる状態に。この引きだと平匡さん事故にでも遭いそうですよ(大丈夫だったけど)……一方で風見さんと百合ちゃんはこのままくっつくのかしら。それとも同じ悩みを経験した者同士の友情になるのかしら。
読了日:4月13日 著者:海野つなみ
後宮(1) (KC KISS)後宮(1) (KC KISS)感想
電子版が出たので初読。原作は読んだことないけど、あちらこちらで和歌が出るのは平安から続く公家のスタイルがまだ残ってたってことなのかな。公家には政治的実権はないと思ってたんだけどまだ多少は残ってたということでいいのかしら(それとも公家の中だけで閉じてたのか)。恋愛模様、関係は複雑だが描写はドロドロしないという方向なのかね。
読了日:4月14日 著者:海野つなみ
後宮(2) (KC KISS)後宮(2) (KC KISS)感想
身内の不幸も重なり御所様と実兼の間で揺れる二条。どちらも好きなのは嘘ではないんだろうけど、押しに弱いというべきか、寂しさを埋めてくれる人であればだれでもいいのか、っていう見方もできちゃうんで現代人から見るとネガティブな印象が(当時の恋愛観ってどうだったんだってのは別として)。小煌女とか逃げ恥とかの女性は基本的に独立志向強いからよけいに(^^;
読了日:4月16日 著者:海野つなみ
後宮(3) (KC KISS)後宮(3) (KC KISS)感想
第三の男・御室登場。後半ヤンデレと化した……一方で御所様も斎宮を口説く席に二条を連れてくとかデリカシーないなーと思ったりする。女房の立場とはいえ側室みたいなものでしょうに(^^;
読了日:4月20日 著者:海野つなみ
後宮(4) (KC KISS)後宮(4) (KC KISS)感想
御室はまっすぐすぎて御所様は屈折しすぎてる。憎まれても自分を見てて欲しいってことなんだろうけども……ベクトルはお互いを向いているにも関わらずねじれてる、そんなままならなさが読者を引きつけるってのは昔からの日本人的な感覚なのかなーとも思ったり。
読了日:4月23日 著者:海野つなみ
後宮(5)<完> (KC KISS)後宮(5)<完> (KC KISS)感想
波乱の後宮生活の終わりとその後。御所様との関係は複雑ではあったものの「それは確かに愛情だった」ということか。後書きで書かれた「孤独と愛情の物語」というのは「大奥」にも通じるものがあるな。/南北朝に繋がる話は背景はわかったけど複雑すぎる……(^^;
読了日:4月24日 著者:海野つなみ
恋と軍艦(7) (講談社コミックスなかよし)恋と軍艦(7) (講談社コミックスなかよし)感想
暴走する元秘書怖い。完全にストーカー。町長はサーシャを守れるのか。/町おこしはたしかに継続性が大事な要素の一つなんだろうな。
読了日:4月24日 著者:西炯子
ときめきトゥナイト 江藤望里の駆け落ち (りぼんマスコットコミックス)ときめきトゥナイト 江藤望里の駆け落ち (りぼんマスコットコミックス)感想
美女は野獣(違)若い頃のモーリかっこいいな。本編は始まった時点でくたびれてたけど、蘭世が生まれてからの十数年で何があった(笑)/俊が蘭世にプロポーズしてからの「どうやって神谷さんに打ち明けるか」というエピソード。神谷さんはたぶん言わなくてもわかってるんだよね……それだけ二人のこと見てきたんだし。
読了日:4月24日 著者:池野恋
ゆにいる 3 完結 (バンブーコミックス)ゆにいる 3 完結 (バンブーコミックス)感想
好きだったから終了したときは残念だったな。次回作がどんな話になるかきになるところ。/おまけは若旦那の結婚式。たぶんまんじゅう製造機にはならない……
読了日:4月29日 著者:渡邊
恋は仮面の内側に (uvuコミックス)恋は仮面の内側に (uvuコミックス)感想
ヒーローのガワ萌えというかスーツアクター萌え、というとちょっとニッチなジャンルでもあるんだけど、中の人の気持ちも含めしっかりBLしてたな。
読了日:4月29日 著者:ムネヤマヨシミ

読書メーター

「後宮」効果もあってちょっと多めかな。