2016年2月に読んだもの・まとめ
2016年2月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:3220ページ
ナイス数:145ナイス
白暮のクロニクル 7 (ビッグコミックス)の感想
作中時間あと2ヶ月。竹之内と羊殺しとの関連を匂わせてヒキだけど、だとすると目的は何か?っていう話になるんだよね。政治とは無関係そうだし。
読了日:2月2日 著者:ゆうきまさみ
かわいいひと 2 (花とゆめコミックス)の感想
花園くんと日和だけじゃなくて原っちもお兄さんもかわいいひと(笑)
読了日:2月2日 著者:斎藤けん
スキップ倶楽部(1) (ウィングス・コミックス)の感想
「放課後よりみち委員会」同様日常系ファンタジー。正体晴らしは驚いたけどあれ性格も変わってるよね……「箱庭コスモス」ともちょっとリンクしてるのかな。
読了日:2月5日 著者:桑田乃梨子
昭和元禄落語心中(9) (KCx)の感想
いつまでもついてまわってしまうみよ吉の亡霊。八雲も小夏も与太郎がいなかったらどうなってたんだろうなあと思いつつ。一方で芸人は「思うような芸が出来なくなったらどうしよう」という不安とは戦わざるを得ないのだろうな……
読了日:2月7日 著者:雲田はるこ
ふたがしら 6 (IKKI COMIX)の感想
まだIKKI掲載だったころのほうが多いのかな。周りが作りだした「鬼と仏」の役割。表紙の二人が別方向を向いてる、というのが象徴的か。それでも一味としてはなんとかやれてるのは夜坂からついてきた古参がいてくれたおかげか。
読了日:2月8日 著者:オノナツメ
海街diary 7 あの日の青空 (フラワーコミックス)の感想
四姉妹それぞれが新しい道へ進もうとしている。これまでムードメーカーだったチカも重いものを背負おうとしているのね。しかし金にまつわる死の話は本当に重いが、佳乃が言った通りふと魔が差したとしか言いようがないのかもしれない。日常を積み上げていく話とこういう話が同居しているというのもある意味リアルな物語なのかも。
読了日:2月8日 著者:吉田秋生
はたらく魔王さま! (15) (電撃文庫)の感想
8割方過去の経緯の説明回。しかしプロローグ部分で悲壮感出しておいてエピローグ部分で壮大などんでん返し(笑)いやーまあこれでこそ魔王さまだとは思うけど、梨香と一緒にツッコミたい(笑)
読了日:2月14日 著者:和ヶ原聡司
戦場のコックたちの感想
このミス2位ということで気にはなっていたもの。主人公はコックだけどタイトルに若干偽りありというか、英語(特技兵たち、というニュアンス?)の方がより正確か。しかし「戦場での日常の謎」という触れ込みは本質はそこにはないなあという気がする。メインになってるのはどちらかというと「戦場のボーイズライフ」だし。最終章の始まりあたりの重い雰囲気からエピローグまでの流れは見事。しかしダンヒルの正体に気がつきつつもユダヤ人として彼を責めなかったエドがいてこそだったんだよねえという。
読了日:2月16日 著者:深緑野分
一緒にかえろう 1 (まんがタイムコミックス)の感想
電子版が出たので再読。返す返すも2巻出さずに打ち切りになったのが惜しまれる。せっかく電子版で再版という形をとるなら、未収録分(他誌にゲストで描いた分も含め)も収録して完全版として出して欲しかった。
読了日:2月18日 著者:矢直ちなみ
乙姫各駅散歩 1 (まんがタイムコミックス)の感想
電子版で再読。今見ると最初のころは絵柄が安定してないのもご愛嬌(笑)これといい、ヒタキあやかしゆきといい、異世界文化交流的な側面のある話はいいなと思う。
読了日:2月18日 著者:矢直ちなみ
男水! 4 (花とゆめコミックス)の感想
これまでは単なる部活ものだったけど競技中心になっていくのかな。主役陣が弱いのはちょっと意外だった……
読了日:2月19日 著者:木内たつや
なのは洋菓子店のいい仕事 3 (少年サンデーコミックス)の感想
タイム←ほの香←セージ←かの香というほぼ一方通行(タイムとほの香は本当は一方通行じゃなかったのが後ほど明かされるけど、それでもタイムの目的は不明な部分多いし)。そして「セージ自身のお菓子作り」という新要素のためのキャラ・佐井の登場。ラブコメ部分とお菓子作り部分が交互に入る形に……といいつつ、そういう中にバカ話を挟むのは好きです(笑)
読了日:2月19日 著者:若木民喜
嘘解きレトリック 6 (花とゆめCOMICS)の感想
探偵不在の推理ものという挑戦回。左右馬の過去・人間関係と史郎(仮)の正体・接点は?というところでヒキ。しばらく間が空いちゃうのか……
読了日:2月21日 著者:都戸利津
絶対可憐チルドレン 44 (少年サンデーコミックス)の感想
悠理ちゃんの帰還というか合流。その前から内通者問題が浮上してくるんだけど、一番疑わしく描かれてた人、読み返してみたら「この時に仕込まれたっぽい」っていう描写あったんだな。/紳士扱いされる兵部(笑)まあ、もともと70歳以上差で薫追っかけとかやってたしなっていう。
読了日:2月23日 著者:椎名高志
tutti! 3 (少年サンデーコミックス)の感想
頼城にとっては音楽を楽しむということは必ずしも華々しく演奏することだけではない、ということに気付くまでの遠回りの物語。土井ほかの面子にとっては自分と外とをつなぐ手段でもあり。文化祭みたいな舞台でこういうことをやって締める、というのはおそらく決めてたはずなんだけど、(編集長交代による方針転換もあってか)最後が駆け足になってしまったのが返す返すも勿体ない。深池くんとか結局主役回ってこなかったしな……
読了日:2月23日 著者:片桐了
お迎えです。 第1巻 (白泉社文庫 た 7-1)の感想
タイトルだけ知ってて読んだことなかったもの。この手の死神くん的な物語は一定の需要があるというか普遍的なジャンルではあるな(方向性がちょっと違うが境界のRINNEもそうだし)。
読了日:2月25日 著者:田中メカ
だから美代子です 2 (バンブーコミックス)の感想
みんな楽しそうで何より。一応「春と秋について」「まい・ほーむ」は全部同じ世界という扱いになってるってことでいいのかしら。「まい・ほーむ」のお父さんは「春と秋について」にも出てたしな……
読了日:2月27日 著者:むんこ
読書メーター
2016年1月に読んだもの
2016年1月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:2234ページ
ナイス数:91ナイス
神様の御用人 (5) (メディアワークス文庫)の感想
基本に戻って1話完結。ヒロイン頑張ってます。ニニギとサクヤの話は鬼灯の冷徹を連想してしまっていけない……地元の土地神ってのは盲点だったかも。えびすさんの由来は初めて知りました。次回は須佐之男命で長編か……
読了日:1月5日 著者:浅葉なつ
赤髪の白雪姫 15 (花とゆめコミックス)の感想
1巻まるまるほぼ研究に費やした(笑)リュウが(身体的に)成長する……あれ、リュウって何歳だったんだっけ。
読了日:1月7日 著者:あきづき空太
応天の門 4 (BUNCH COMICS)の感想
「怪異」の正体を暴く平安京ミステリー……なんだけど、きな臭い話が徐々に進みつつあって今後はそちらがメインになっていくのかな。稚児だという誤解を招いている道真と業平だけどケンカから関係修復の流れとかみてるとうん、100%間違いとも言いきれない(笑)
読了日:1月8日 著者:灰原薬
からかい上手の高木さん 3 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)の感想
相変わらず振り回される西片くんなわけですが(今回は意識するシーンも多かったな)、西片くんが高木さんの真意に気がついちゃったらどうするんでしょうねえ、高木さん。
読了日:1月10日 著者:山本崇一朗
(P[あ]4-10)よろず占い処 陰陽屋恋のサンセットビーチ (ポプラ文庫ピュアフル)の感想
修学旅行がメインのように見せかけて青柳さんにアプローチされて混乱する瞬太という状況がメイン?しかし尋ね人があっさりと見つかってしまったので、そろそろまとめに入ったということか……
読了日:1月14日 著者:天野頌子
最近の赤さん (FUNUKE LABEL)
読了日:1月15日 著者:とよ田みのる
弟の夫(2) (アクションコミックス(月刊アクション))の感想
同性愛者の友人ができた、ということだけで逆に周囲との距離ができてしまうという難しさの一方で誰かに話を聞いてもらえるということによる安心感を得る人もあり。弟のことは理解したとはいえじゃあ娘が彼女を連れてきたら受け入れられるか?ってのが次の課題なのかな。弟はマイクに何を託したのか、ってのは最後のポイントかしら。
読了日:1月18日 著者:田亀源五郎
さよなら妖精 (創元推理文庫)の感想
「王とサーカス」「真実の10メートル手前」を読んでからの再読なので、太刀洗を中心に読んでいく感じになったんだけど、「太刀洗流」ってのは高校生の時点である程度完成してたんだなあと思う。/一方でメインであるマーヤとユーゴスラヴィアの話は20年以上経って今度はEUの話にもあてはまりつつある感あり。昔の話なんだけど普遍性が含まれてるというか。
読了日:1月21日 著者:米澤穂信
こいいじ(3) (KC KISS)の感想
二股をかけているつもりはなくてもどちらとも近づきそうというかある意味欲張りなのかも……という気もしなくはない。悪い意味ではなく。
読了日:1月22日 著者:志村貴子
放課後カルテ(10) (BE LOVE KC)の感想
卒業・入学・進級による環境の変化。群像劇になってきたので「えーとこの子前どこで出てきた子だっけ」という状態になりかねない(^^;/難聴はこの年代の子供だと周りの大人が気がつかないと見過ごされる危険があるんだろうなあ。
読了日:1月24日 著者:日生マユ
遠藤淑子作品集 ヨシツネ (バーズコミックス スピカコレクション)の感想
幻冬舎でのお仕事の収録分。やはり一番いいのは「手紙」だなあ。/他社での未収録作品収録されないかとちょっと期待してたけど残念ながらそれはなし。あとは幻冬舎で不定期で仕事続けるのかどうかはちょっと気になる。
読了日:1月24日 著者:遠藤淑子
トクサツガガガ 5 (ビッグコミックス)の感想
「冷静に考えるとツッコミどころがあるのに勢いのせいもあって妙に説得力のある論理展開」って好きだなー。しかし仁侠さんあれで20歳だったのか。
読了日:1月29日 著者:丹羽庭
読書メーター
サンデー2016年8号
次号は銀匙最新話、ってなってるけど連載再開とは書いてないから1回きりなのかね。あと久米田康治の新作も。結構濃い号になりそう。
サイケまたしても
- 第5シリーズ。
- 記憶を持ったまま時間が戻る=脳はそのまま身体の他の部分のみリフレッシュ、というのは理屈としてありなんだろうか。いやつっこんじゃいけないんだろうけど。
- ヒーローでありたいというのはもとは蜜柑のためだったのにそれを忘れてた、っていう原点を見つめ直す話になりそうですな。
- でもそうなると氷頭が報われない……
なのは洋菓子店のいい仕事
- かつてタイムがほの香にしたプロポーズ。そりゃほの香怒るわ(^^;
- 今なかったことにしようとしてるのは自分が死人だから、なんだろうけど。でも死の前後で性格が変わったのはどういう理屈なんだろうか。
絶対可憐チルドレン
- 迷探偵兵部京介。コナンパロまでやった(笑)
- 容疑者はバベルのトップ5人中4人+松風。しかもおそらく本人に自覚はないんだよなあ。理詰めで答え出るんだろうか。
2015年12月に読んだもの・まとめ
2015年12月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2106ページ
ナイス数:72ナイス
たぶんねこ (新潮文庫)の感想
まさかの大貞登場。といっても襲名するみたいだからあのシリーズのお方本人とは限らないのかもしれないけど。若だんなはいずれ狐と結婚することになるのかしら。
読了日:12月7日 著者:畠中恵
そこをなんとか 11 (花とゆめCOMICSスペシャル)の感想
連載当時はまさか中道先生メイン回3連続(次巻収録分まで含め)とか思わなかったよね(笑)群像劇っぽくなってきたのかな。
読了日:12月8日 著者:麻生みこと
ねこたん。nekotan(2) (講談社コミックス)の感想
この独特の味わいってやっぱり大事だなーと思う。
読了日:12月11日 著者:大橋つよし
ひとりぼっちの地球侵略 9 (ゲッサン少年サンデーコミックス)の感想
久々に明るい色のカラフルな表紙来たなあ。最終決戦前のインターバル的な修学旅行編、そして凪を乗っ取った(?)宇宙人の正体。まだ凪の意識が残ってるなら凪の身体の主導権争いみたいな展開もありうるのかなあ。しかしマーヤが京都を満喫しようとするあたり、姉妹なんだなあと思ってしまう(笑)
読了日:12月13日 著者:小川麻衣子
乙嫁語り 8巻 (ビームコミックス)の感想
パリヤさん可愛い!強気の女の子が「もしかすると婚約者に嫌われるかも」って不安と戦ってる姿は可愛い。というか森さん、そういうの萌えで描いてますね。
読了日:12月16日 著者:森薫
GOSICK PINKの感想
謎解きそのものよりは新大陸での「家」と仕事を見つけていくその一歩の物語の方がメイン。この後REDに繋がるのかな。謎そのものは作中人物が改めて傷つけあう方向には行かなくてよかったと思った。
読了日:12月17日 著者:桜庭一樹
しまなみ誰そ彼 1 (ビッグコミックススペシャル)の感想
物語としてはまだ導入部分でまだどうなるか分からないところ。しかしなんでこの子学校でゲイ動画見てたの?バレるの怖がってるのに、というところがちょっと引っかかってしまった。
読了日:12月18日 著者:鎌谷悠希
tutti! 2 (少年サンデーコミックス)の感想
打ち切りになったのがすごくもったいないと思ってるのだがこの巻収録の話の雑誌掲載時点では個々のキャラの担当エピソード始めたということは続くんだなーとのんきに思っておりました。結局アルトサックスの彼とソースケさん以外は十分に時間をさけなかった(チューバの深池君は担当エピソードなし)のが残念。派手な活躍は出来ない子たちの学園ドラマとしても可能性はあったんだけどな……しかしおまけ漫画すごく笑った。ていうかハープ2台おけるってどんだけ広いのよ頼城家。
読了日:12月21日 著者:片桐了
真実の10メートル手前の感想
表題作を除き、他者の視点から見た記者・太刀洗を描くシリーズ。真実を突き止める能力は高いが、決してそれで警察を出し抜くとかそういうことは一切しないという記者としてのプロ意識。「目でありたい」という台詞がそれを象徴しているわけだけど、「王とサーカス」(設定的には「さよなら妖精」も)を読んでいないと、なぜ彼女がこのような記者であろうとするのかが理解しにくいだろうなあと思う。発表順でいけば今回の収録作のほうが先のものが何作かあるが、バックグラウンドを描くという点で「王とサーカス」は必要な作品だったんだなと思う。
読了日:12月24日 著者:米澤穂信
最後の晩ごはん 師匠と弟子のオムライス (角川文庫)の感想
「いい最終回だった」ってことになるのかな。懸案だった夏神さんの問題が区切りがついて、海里本人もこれから先を考えるきっかけができたという意味で。いや実際に最後とは明言されてないけど、ここまで書くと続きは難しそうな気が。
読了日:12月29日 著者:椹野道流
読書メーター
冊数少ないなと思ったら小説が多かったからだった。
2016年1月の漫画・本チェックリスト
日付 | タイトル | 作者 |
---|---|---|
5 | 赤髪の白雪姫(15) | あきづき空太 |
5 | かわいいひと(2) | 斎藤けん |
5 | よろず占い処 陰陽屋恋のサンセットビーチ | 天野頌子 |
8 | 海街diary(7) あの日の青空 | 吉田秋生 |
12 | ふたがしら(6) | オノ・ナツメ |
12 | 味噌汁でカンパイ!(1) | 笹乃さい |
12 | 弟の夫(2) | 田亀源五郎 |
13 | こいいじ(3) | 志村貴子 |
13 | 放課後カルテ(10) | 日生マユ |
18 | tutti!(3) | 片桐了 |
18 | 絶対可憐チルドレン(44) | 椎名高志 |
18 | なのは洋菓子店のいい仕事(3) | 若木民喜 |
23 | 遠藤淑子作品集 ヨシツネ | 遠藤淑子 |
29 | この靴しりませんか?完全版 | 水谷フーカ |
こうやってリスト化してても実際に買うのは電子版待ちなのもあるんである意味「いつか読むリスト」みたいになってる感はなくもなく……
それはそうとして遠藤さんの未収録作品がまとまるらしいのは非常にありがたい。