2016年3月に読んだもの・まとめ
2016年3月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:3013ページ
ナイス数:79ナイス
誰にも探せないの感想
伝承+ミステリ(今回はどちらかというとサスペンスか)もの最新作。誰が最終的に味方なのか、途中では出てくる人たちみんな怪しく見えてしまうという(笑)伝説の村探しのロマンは普通だとクライマックスで見つけちゃうんだろうなあと思ったり。/武田の埋蔵金伝説ってのもあるのね。大河「真田丸」で初めて穴山梅雪を知ったのでえらくタイムリーだと思ってしまった。
読了日:3月1日 著者:大崎梢
これでおわりです。 (バンブーコミックス)の感想
モノローグシリーズや同人誌での作風の延長上とも言えるショートストーリー連作。色々な終わりの話、ではあるけども、終わりが新しい始まりだったり、終わると見せかけてループだったりと変化をつけてて面白い。
読了日:3月4日 著者:小坂俊史
重要参考人探偵 2 (フラワーコミックスアルファ)の感想
最初の発見死体、あれは父親だったのでは?と思わせておいてその後まだ真実は明かされてないんだよなあ。明かされる時は最終回だろうか。/単発回だけど「現場荒らすな」な回が一番リアルな気も。
読了日:3月4日 著者:絹田村子
暗殺教室 18 (ジャンプコミックス)の感想
「作中の冬休み〜バレンタインの行事を急ぎ足だが全部済ます」という荒行の回(笑)最終決戦の前の最後の息抜きではあるんだよね。連載も今月で終了、単行本としては次巻で完結か。
読了日:3月6日 著者:松井優征
傘を持て (バンブーコミックス 麗人セレクション)の感想
ヤクザBL。ピュアなのかいかれてるのか分からない人々。「目上をやるのがポイント」ってのはまあシチュエーション的には分かるけども(笑)いやしかし描いてる本人がドン引きしてたという告白もあれだ(笑)
読了日:3月8日 著者:たうみまゆ
お迎えです。 第2巻 (白泉社文庫 た 7-2)
読了日:3月15日 著者:田中メカ
お迎えです。 第3巻 (白泉社文庫 た 7-3)
読了日:3月15日 著者:田中メカ
りふじんなふたり 1 (バンブーコミックス)の感想
表紙だけみると百合と誤解されそう(笑)この巻収録段階だとまだ「趣味の合う若い子」の正体わかってなかったか。
読了日:3月15日 著者:松田円
あしたは土曜日 秋・冬 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
読了日:3月15日 著者:山本崇一朗
あしたは土曜日 春・夏 (ゲッサン少年サンデーコミックス)の感想
さりげなく高木さんやキョーコちゃんの世界とも繋がっている(まあこの三人、高木さんにも出演してますが)。あのトンネルって高木さんと西片くんが肝試ししたところだよね……
読了日:3月15日 著者:山本崇一朗
うわん 九九九番目の妖 (光文社文庫)の感想
んー、第一部完結という名の打ち切り?初出みると連載も途中で止まったみたいだし。太一とうわんの秘密自体は最初から設定してたんだとは思うけど。
読了日:3月19日 著者:小松エメル
朝まで待てません! 1 (花とゆめCOMICS)の感想
編集者をメインにすえた業界漫画。最近は競合誌で描いててもコミックスとか合わせますよね(同時発売だったり連続刊行だったり)、っていうのもあってライバルではあっても業界全体で協力してる面はあるんだろうな、と思うんだけど。しかしこの巻できれいにまとまってしまっているので、この先続けると普通の恋愛漫画になってしまいそう……
読了日:3月21日 著者:田中メカ
味噌汁でカンパイ! 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)の感想
連載開始当初これいいなーと思ってたので、集中連載から正式連載(続行)になった時はうれしかったな。とりあえず味噌汁限定なので、そっちのほうの話はこれからどう広げていくか、それとも恋愛・家庭の事情のほうをメインにやっていくことになるかは気になるところ。
読了日:3月21日 著者:笹乃さい
信長の忍び外伝 尾張統一記 1 (ジェッツコミックス)の感想
スピンオフというか前日譚なんだけど、ノリは基本同じ。甘党と下戸と帰蝶さまのボケは鉄板のネタ(笑)たぶん描かないけどこの信長があの犬千代と寝たのかと思うとそれはそれで(笑)
読了日:3月24日 著者:重野なおき
百姓貴族 (4) (ウィングス・コミックス・デラックス)の感想
乳牛が搾乳回数を増やして生産量をアップする代わりに1、2回の出産で廃牛ってのはどっかに無理のあるシステムなんだろうなあ。/自分の家が遠足の目的地どころか見学コースになるのはさすがになあ……(^^;
読了日:3月25日 著者:荒川弘
アンと青春の感想
前作では働く楽しさ、知る楽しさを描いていたのに対して、今作ではそれにとどまらず働くことや人間関係の難しさ、働いて分かる自分の立ち位置なども描かれていて、それもまた一つの成長なんだなと思った。しかし乙女が嫉妬してる場面はニヤニヤ(笑)
読了日:3月29日 著者:坂木司
ゴーゴーダイナマイツ 2 (バンブーコミックス)の感想
母親には自分のことを理解してもらえないと思っている梨子、バレエをやめたことを申し訳なく思っている真乃、いじめられていた過去を引きずるかなえ、母親が帰ってこないのではないかと不安を抱える灰崎……チアリーディングという他の人を応援する立場になる子たちが、実は生きにくさを感じてきた子たちだった、というのがコメディタッチの裏で描かれている。だからこその応援、ということになるんだろうか。さじ加減の難しいテーマかもしれないけど、今後も楽しみ。
読了日:3月31日 著者:小池定路
読書メーター
2016年2月に読んだもの・まとめ
2016年2月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:3220ページ
ナイス数:145ナイス
白暮のクロニクル 7 (ビッグコミックス)の感想
作中時間あと2ヶ月。竹之内と羊殺しとの関連を匂わせてヒキだけど、だとすると目的は何か?っていう話になるんだよね。政治とは無関係そうだし。
読了日:2月2日 著者:ゆうきまさみ
かわいいひと 2 (花とゆめコミックス)の感想
花園くんと日和だけじゃなくて原っちもお兄さんもかわいいひと(笑)
読了日:2月2日 著者:斎藤けん
スキップ倶楽部(1) (ウィングス・コミックス)の感想
「放課後よりみち委員会」同様日常系ファンタジー。正体晴らしは驚いたけどあれ性格も変わってるよね……「箱庭コスモス」ともちょっとリンクしてるのかな。
読了日:2月5日 著者:桑田乃梨子
昭和元禄落語心中(9) (KCx)の感想
いつまでもついてまわってしまうみよ吉の亡霊。八雲も小夏も与太郎がいなかったらどうなってたんだろうなあと思いつつ。一方で芸人は「思うような芸が出来なくなったらどうしよう」という不安とは戦わざるを得ないのだろうな……
読了日:2月7日 著者:雲田はるこ
ふたがしら 6 (IKKI COMIX)の感想
まだIKKI掲載だったころのほうが多いのかな。周りが作りだした「鬼と仏」の役割。表紙の二人が別方向を向いてる、というのが象徴的か。それでも一味としてはなんとかやれてるのは夜坂からついてきた古参がいてくれたおかげか。
読了日:2月8日 著者:オノナツメ
海街diary 7 あの日の青空 (フラワーコミックス)の感想
四姉妹それぞれが新しい道へ進もうとしている。これまでムードメーカーだったチカも重いものを背負おうとしているのね。しかし金にまつわる死の話は本当に重いが、佳乃が言った通りふと魔が差したとしか言いようがないのかもしれない。日常を積み上げていく話とこういう話が同居しているというのもある意味リアルな物語なのかも。
読了日:2月8日 著者:吉田秋生
はたらく魔王さま! (15) (電撃文庫)の感想
8割方過去の経緯の説明回。しかしプロローグ部分で悲壮感出しておいてエピローグ部分で壮大などんでん返し(笑)いやーまあこれでこそ魔王さまだとは思うけど、梨香と一緒にツッコミたい(笑)
読了日:2月14日 著者:和ヶ原聡司
戦場のコックたちの感想
このミス2位ということで気にはなっていたもの。主人公はコックだけどタイトルに若干偽りありというか、英語(特技兵たち、というニュアンス?)の方がより正確か。しかし「戦場での日常の謎」という触れ込みは本質はそこにはないなあという気がする。メインになってるのはどちらかというと「戦場のボーイズライフ」だし。最終章の始まりあたりの重い雰囲気からエピローグまでの流れは見事。しかしダンヒルの正体に気がつきつつもユダヤ人として彼を責めなかったエドがいてこそだったんだよねえという。
読了日:2月16日 著者:深緑野分
一緒にかえろう 1 (まんがタイムコミックス)の感想
電子版が出たので再読。返す返すも2巻出さずに打ち切りになったのが惜しまれる。せっかく電子版で再版という形をとるなら、未収録分(他誌にゲストで描いた分も含め)も収録して完全版として出して欲しかった。
読了日:2月18日 著者:矢直ちなみ
乙姫各駅散歩 1 (まんがタイムコミックス)の感想
電子版で再読。今見ると最初のころは絵柄が安定してないのもご愛嬌(笑)これといい、ヒタキあやかしゆきといい、異世界文化交流的な側面のある話はいいなと思う。
読了日:2月18日 著者:矢直ちなみ
男水! 4 (花とゆめコミックス)の感想
これまでは単なる部活ものだったけど競技中心になっていくのかな。主役陣が弱いのはちょっと意外だった……
読了日:2月19日 著者:木内たつや
なのは洋菓子店のいい仕事 3 (少年サンデーコミックス)の感想
タイム←ほの香←セージ←かの香というほぼ一方通行(タイムとほの香は本当は一方通行じゃなかったのが後ほど明かされるけど、それでもタイムの目的は不明な部分多いし)。そして「セージ自身のお菓子作り」という新要素のためのキャラ・佐井の登場。ラブコメ部分とお菓子作り部分が交互に入る形に……といいつつ、そういう中にバカ話を挟むのは好きです(笑)
読了日:2月19日 著者:若木民喜
嘘解きレトリック 6 (花とゆめCOMICS)の感想
探偵不在の推理ものという挑戦回。左右馬の過去・人間関係と史郎(仮)の正体・接点は?というところでヒキ。しばらく間が空いちゃうのか……
読了日:2月21日 著者:都戸利津
絶対可憐チルドレン 44 (少年サンデーコミックス)の感想
悠理ちゃんの帰還というか合流。その前から内通者問題が浮上してくるんだけど、一番疑わしく描かれてた人、読み返してみたら「この時に仕込まれたっぽい」っていう描写あったんだな。/紳士扱いされる兵部(笑)まあ、もともと70歳以上差で薫追っかけとかやってたしなっていう。
読了日:2月23日 著者:椎名高志
tutti! 3 (少年サンデーコミックス)の感想
頼城にとっては音楽を楽しむということは必ずしも華々しく演奏することだけではない、ということに気付くまでの遠回りの物語。土井ほかの面子にとっては自分と外とをつなぐ手段でもあり。文化祭みたいな舞台でこういうことをやって締める、というのはおそらく決めてたはずなんだけど、(編集長交代による方針転換もあってか)最後が駆け足になってしまったのが返す返すも勿体ない。深池くんとか結局主役回ってこなかったしな……
読了日:2月23日 著者:片桐了
お迎えです。 第1巻 (白泉社文庫 た 7-1)の感想
タイトルだけ知ってて読んだことなかったもの。この手の死神くん的な物語は一定の需要があるというか普遍的なジャンルではあるな(方向性がちょっと違うが境界のRINNEもそうだし)。
読了日:2月25日 著者:田中メカ
だから美代子です 2 (バンブーコミックス)の感想
みんな楽しそうで何より。一応「春と秋について」「まい・ほーむ」は全部同じ世界という扱いになってるってことでいいのかしら。「まい・ほーむ」のお父さんは「春と秋について」にも出てたしな……
読了日:2月27日 著者:むんこ
読書メーター
2016年1月に読んだもの
2016年1月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:2234ページ
ナイス数:91ナイス
神様の御用人 (5) (メディアワークス文庫)の感想
基本に戻って1話完結。ヒロイン頑張ってます。ニニギとサクヤの話は鬼灯の冷徹を連想してしまっていけない……地元の土地神ってのは盲点だったかも。えびすさんの由来は初めて知りました。次回は須佐之男命で長編か……
読了日:1月5日 著者:浅葉なつ
赤髪の白雪姫 15 (花とゆめコミックス)の感想
1巻まるまるほぼ研究に費やした(笑)リュウが(身体的に)成長する……あれ、リュウって何歳だったんだっけ。
読了日:1月7日 著者:あきづき空太
応天の門 4 (BUNCH COMICS)の感想
「怪異」の正体を暴く平安京ミステリー……なんだけど、きな臭い話が徐々に進みつつあって今後はそちらがメインになっていくのかな。稚児だという誤解を招いている道真と業平だけどケンカから関係修復の流れとかみてるとうん、100%間違いとも言いきれない(笑)
読了日:1月8日 著者:灰原薬
からかい上手の高木さん 3 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)の感想
相変わらず振り回される西片くんなわけですが(今回は意識するシーンも多かったな)、西片くんが高木さんの真意に気がついちゃったらどうするんでしょうねえ、高木さん。
読了日:1月10日 著者:山本崇一朗
(P[あ]4-10)よろず占い処 陰陽屋恋のサンセットビーチ (ポプラ文庫ピュアフル)の感想
修学旅行がメインのように見せかけて青柳さんにアプローチされて混乱する瞬太という状況がメイン?しかし尋ね人があっさりと見つかってしまったので、そろそろまとめに入ったということか……
読了日:1月14日 著者:天野頌子
最近の赤さん (FUNUKE LABEL)
読了日:1月15日 著者:とよ田みのる
弟の夫(2) (アクションコミックス(月刊アクション))の感想
同性愛者の友人ができた、ということだけで逆に周囲との距離ができてしまうという難しさの一方で誰かに話を聞いてもらえるということによる安心感を得る人もあり。弟のことは理解したとはいえじゃあ娘が彼女を連れてきたら受け入れられるか?ってのが次の課題なのかな。弟はマイクに何を託したのか、ってのは最後のポイントかしら。
読了日:1月18日 著者:田亀源五郎
さよなら妖精 (創元推理文庫)の感想
「王とサーカス」「真実の10メートル手前」を読んでからの再読なので、太刀洗を中心に読んでいく感じになったんだけど、「太刀洗流」ってのは高校生の時点である程度完成してたんだなあと思う。/一方でメインであるマーヤとユーゴスラヴィアの話は20年以上経って今度はEUの話にもあてはまりつつある感あり。昔の話なんだけど普遍性が含まれてるというか。
読了日:1月21日 著者:米澤穂信
こいいじ(3) (KC KISS)の感想
二股をかけているつもりはなくてもどちらとも近づきそうというかある意味欲張りなのかも……という気もしなくはない。悪い意味ではなく。
読了日:1月22日 著者:志村貴子
放課後カルテ(10) (BE LOVE KC)の感想
卒業・入学・進級による環境の変化。群像劇になってきたので「えーとこの子前どこで出てきた子だっけ」という状態になりかねない(^^;/難聴はこの年代の子供だと周りの大人が気がつかないと見過ごされる危険があるんだろうなあ。
読了日:1月24日 著者:日生マユ
遠藤淑子作品集 ヨシツネ (バーズコミックス スピカコレクション)の感想
幻冬舎でのお仕事の収録分。やはり一番いいのは「手紙」だなあ。/他社での未収録作品収録されないかとちょっと期待してたけど残念ながらそれはなし。あとは幻冬舎で不定期で仕事続けるのかどうかはちょっと気になる。
読了日:1月24日 著者:遠藤淑子
トクサツガガガ 5 (ビッグコミックス)の感想
「冷静に考えるとツッコミどころがあるのに勢いのせいもあって妙に説得力のある論理展開」って好きだなー。しかし仁侠さんあれで20歳だったのか。
読了日:1月29日 著者:丹羽庭
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