2017年8月に読んだもの・まとめ

8月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:3502
ナイス数:81

明治・妖モダン (朝日文庫)明治・妖モダン (朝日文庫)感想
1話の段階では怪談っぽいと思わせておいて2話以降本質の「明治の世の中で人に紛れて生きる妖たち」がはっきりメインに。恐ろしいのは人か妖か、みたいな話は定番ではあるけど同時に人としての生活も楽しんでいるようなところもあり。赤手さんは正体を見せてない気がするけどこれからなのかな。
読了日:08月04日 著者:畠中 恵
まじっく快斗 5 (少年サンデーコミックス)まじっく快斗 5 (少年サンデーコミックス)
読了日:08月06日 著者:青山 剛昌
イカロスの誕生日 (ミューノベル)イカロスの誕生日 (ミューノベル)感想
後書きで若い頃の作品がゆえのつたなさも良さもある、今ではこういうのは書けないというような話が出てたけど、確かにその通りかも。クライマックスにいたるまでにドンパチになっちゃってるあたりとかね。でも一般人の中から次々にイカロスが生まれてきたあたりは結構好みの展開。閉塞感と翼ってのは「BIRDMEN」もそうだけど長く使われるモチーフでもあるな、と思ったり。
読了日:08月09日 著者:小川 一水
ダンジョン飯 5巻 (ハルタコミックス)ダンジョン飯 5巻 (ハルタコミックス)感想
妹を助けてめでたしかと思っていたら事態が思わぬ方向へ。迷宮の主の恨みは買うわ妹は人間じゃなくなってるっぽいわ他のパーティーに狙われるわ、と今回は繋ぎというかストーリーの新展開の話が多くてモンスターの調理系の話が目立たなかったな。
読了日:08月10日 著者:九井 諒子
放課後カルテ(14) (BE LOVE KC)放課後カルテ(14) (BE LOVE KC)感想
通常の病気の話からちょっと離れて給食を中心としたエピソード。アレルギーじゃなくても食べられないとかもあるのか……
読了日:08月11日 著者:日生 マユ
長閑の庭(5) (KC KISS)長閑の庭(5) (KC KISS)感想
教授との初デート。二人とも理屈っぽいけど初々しい。教授は結婚した当時はどうだったんでしょうねえ……元奥様のほうが積極的だったということかもしれんが。田中さんと樹里ちゃんは傷つけて別れる未来しかまだ見えない……
読了日:08月13日 著者:アキヤマ 香
まちがいだらけの恋愛道場(1) (まんがタイムコミックス)まちがいだらけの恋愛道場(1) (まんがタイムコミックス)感想
連載追いかけ始めたの途中からだったんだけど最初の頃って圭出てなかったのね。圭が出てきたあたりから路線変更なのか二人のうちどちらかに問題のある人物が寄ってくる、みたいな話になってわかりやすくなった+話を作りやすくなった感じがする。
読了日:08月14日 著者:たうみまゆ
午前零時のサンドリヨン (創元推理文庫)午前零時のサンドリヨン (創元推理文庫)
読了日:08月17日 著者:相沢 沙呼
パレス・メイヂ 7 (花とゆめCOMICS)パレス・メイヂ 7 (花とゆめCOMICS)感想
当初は1巻で「出仕解雇されたけど戻ってくる」という形で一旦終わりの予定だったんだろうと思うんだけど、それを大きな形の物語として膨らませての完結、大団円というところか。御園もかなり成長したよねえ、とか思いつつもやっぱり鹿王院宮の存在も大きかったよねと思う。お疲れさまでした。
読了日:08月18日 著者:久世番子
マロニエ王国の七人の騎士 1 (フラワーコミックスアルファ)マロニエ王国の七人の騎士 1 (フラワーコミックスアルファ)感想
「金の国 水の国」に続いておとぎ話的な世界観。当初は寒がりやとお姫さまの話を中心に進むのかと思ってたけど、途中から眠くないがメインに。兄弟全員の話をオムニバス的につないでいくのか、それとも各国の利害関係が兄弟の運命に影響することになるのか。夜の長い国の女王の台詞は意味深だし、兄弟の両親(というか父)の秘密も物語に関わってきそう。今度は天狗以来の長編になるのかしら。
読了日:08月18日 著者:岩本 ナオ
からかい上手の高木さん 6 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)からかい上手の高木さん 6 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)感想
「1回もからかわれなかった日」の話みたいな変化球出せるのもこれまでの積み重ねあってこそだなあと。
読了日:08月19日 著者:山本 崇一朗
僕と先生 (双葉文庫)僕と先生 (双葉文庫)感想
日常の謎」といいつつも実際の犯罪やらそこまでいかなくても社会の影の部分が折り込まれている、というのは言われてみれば前作でもそういう話あったなあ、というのを思い出す。主人公の純朴さがいいですのう。ライバルっぽいレディバードの登場で続編を期待したいところ。
読了日:08月22日 著者:坂木 司
Honey Bitter 13 (りぼんマスコットコミックス)Honey Bitter 13 (りぼんマスコットコミックス)感想
ずっと緊迫した状況が続いていたんだけど、「予知の見かけ自体は変わらずに中身が変わってる」という展開は途中で予想できた(こういう展開は割と好き)。しかし……というところでヒキ。次回最終巻かなあ。
読了日:08月25日 著者:小花 美穂
嘘解きレトリック 8 (花とゆめCOMICS)嘘解きレトリック 8 (花とゆめCOMICS)感想
以前「左右馬編」としてたのはこの兄弟の問題だけなのか、それとも何かあるのか。史郎(仮)絡みの話はまだ続きそうだけど。
読了日:08月28日 著者:都戸利津
君の知らない方程式 BISビブリオバトル部君の知らない方程式 BISビブリオバトル部感想
過去のつらい体験と三角関係と。フィクションというか物語の持つ力を信じてるんだなという感じ、戦争がテーマの時にも感じたけど今回もそういう側面あり。恋愛に関しては最終的には「夢だっていいじゃない」という展開になったけど、その前の薔薇の花嫁よろしく自分がゲームの景品扱いされてることに気がついた空が女性陣巻き込んで反旗を翻したところはよくやった!と思ったですよ(笑)/エピローグはエピローグというより次回へのヒキ。同じSFマニアとの出会いか。
読了日:08月29日 著者:山本 弘

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