2016年12月に読んだもの・まとめ

2016年12月の読書メーター
読んだ本の数:22冊
読んだページ数:3298ページ
ナイス数:144ナイス

すえずえ (新潮文庫)すえずえ (新潮文庫)感想
どちらかというとサブキャラ達のターニングポイントのお話中心。そして金次が初めて貧乏神らしいところを見せた回かも。
読了日:12月1日 著者:畠中恵
いまさら翼といわれてもいまさら翼といわれても感想
4人それぞれのターニングポイント。時系列的には一部「ふたりの距離の概算」とかぶってるんだな。「わたしたちの伝説の一冊」は「クドリャフカの順番」の後日談というか結末というか。「いまさら翼といわれても」はその後がどうなるか。「千反田が結論を出すまで」が次回のテーマになるんだろうなあ。待てない……
読了日:12月4日 著者:米澤穂信
本バスめぐりん。本バスめぐりん。感想
本に関わる仕事の人を主人公にした日常の謎、ということで今度は移動図書館という一風変わったものを舞台にしてあるんだけど、そのことで「本をきっかけとするご近所付き合い」に話を広げたところがなかなか面白い。同じ本を借りてる人に勝手に親近感覚えて仲よくなろうとする話とかほほ笑ましくていいよね……
読了日:12月7日 著者:大崎梢
小路花唄(1) (アフタヌーンKC)小路花唄(1) (アフタヌーンKC)感想
路地恋花スピンオフでオムニバスではなく椿主人公で。ふきこ路地の最古参っていうけどセビリアの理髪師とほぼ同期よね。次々懐かしい顔が出てくるのはうれしいというかナオミちゃん!大人になって!(あと小春さんは戻ってきてないのか?)/失恋からの新しい恋になるのか、元に戻るのか。
読了日:12月8日 著者:麻生みこと
応天の門 6 (BUNCH COMICS)応天の門 6 (BUNCH COMICS)感想
人助けを名目に業平を悪い役人に仕立て上げる道真……(笑)
読了日:12月9日 著者:灰原薬
GOSICK GREENGOSICK GREEN感想
まだ「RED」よりは時系列的に前のお話。とはいえ探偵社の初仕事や一弥とニコのコンビが形になるなど、ようやくREDにつながるかというところ。ラストにはグレヴィールも出たし。しかし最初は「アメリカで時そばか!」とつっこんだけどあの一連の日常の謎的なやりとりが全部伏線でちゃんと回収されていくのは読んでて感心。
読了日:12月11日 著者:桜庭一樹
友達100人できるかな 1 (FUNUKE LABEL)友達100人できるかな 1 (FUNUKE LABEL)感想
作者による電子版での初読。当時からタイトルとあらすじは知ってたけど読んでなかったもの。少年少女のころの気持ちを大切に、ってのは他の作品でも見られるこの人の作風とも言えるんだろうな。
読了日:12月12日 著者:とよ田みのる
乙嫁語り 9巻 (ビームコミックス)乙嫁語り 9巻 (ビームコミックス)感想
「パリヤさん可愛い」しかない(笑)
読了日:12月15日 著者:森薫
友達100人できるかな 2 (FUNUKE LABEL)友達100人できるかな 2 (FUNUKE LABEL)
読了日:12月15日 著者:とよ田みのる
友達100人できるかな 3 (FUNUKE LABEL)友達100人できるかな 3 (FUNUKE LABEL)
読了日:12月15日 著者:とよ田みのる
友達100人できるかな 4 (FUNUKE LABEL)友達100人できるかな 4 (FUNUKE LABEL)
読了日:12月15日 著者:とよ田みのる
友達100人できるかな 5(完) (FUNUKE LABEL)友達100人できるかな 5(完) (FUNUKE LABEL)感想
ラストまで一気読み。ラスト数回の怒濤の展開は打ち切りかとも思うんだけど、それまでの積み重ねでクラスの子とも仲よくなれてたことというのも下敷きにあるし、何より道明寺さんにしろカオルちゃんにしろ実は友達になりたがってたってのがあったので全然無理な展開じゃないんだよね。たぶんラストでは宇宙人と友達になる+パラレルワールドの自分と友達になるってのはあらかじめ決めてたんだろうな。いい物語をありがとう。
読了日:12月15日 著者:とよ田みのる
かげきしょうじょ!! 3 (花とゆめCOMICS)かげきしょうじょ!! 3 (花とゆめCOMICS)感想
今回は電子版出るの早かった。ありがたい。ストーリー的にはサブキャラメインだったんで群像劇っぽくなっていくのかな。
読了日:12月16日 著者:斉木久美子
私の少年(1) (アクションコミックス(月刊アクション))私の少年(1) (アクションコミックス(月刊アクション))感想
話題になってて気になっていたもの。年の差カップルものとして押さえるべきところを押さえた展開になりそうだなと期待しつつ、ハッピーエンドにはならないんじゃないかという不安もちょっとある。
読了日:12月16日 著者:高野ひと深
私の少年(2) (アクションコミックス(月刊アクション))私の少年(2) (アクションコミックス(月刊アクション))感想
家庭の事情が多少明らかになった今回。単なる相手の連れ子へのネグレクト……というわけでもなかったようだが、それだけによけいに難しい。嘘をついた、ってのはやはり問題ではあるけど、これは相手が聡子じゃなく同級生の友達であっても同じなんだよなあ。一応年の差カップルものを目指してはいるんだろうけど、聡子はまだその自覚に至ってない。自覚したら逆に遠ざけそうではある。どういう着地点になるかなあ。やっぱり単純なハッピーエンドにはならない気が。
読了日:12月21日 著者:高野ひと深
三途の川で落しもの (幻冬舎文庫)三途の川で落しもの (幻冬舎文庫)感想
死者の未練解決ものというのはよくあるジャンルではあるが、最初はダ・ツ・エヴァだの県営王だので笑わせてライトタッチかと思わせておいて実は「人はなぜ人を殺すのか」を小学生に考えさせたり、自分の罪の意識と向かい合わせるという重いテーマを含んでいる。エピローグ部分は評価分かれるだろうなあ。個人的には現世でやっていけてる叶人の姿を二人が見て安心する+叶人はちょっと気になるだけとか、本当に死んだ後に再会して会話するというEDでもよかったと思うけど、続編作れる形にしたのかなあ。
読了日:12月21日 著者:西條奈加
りふじんなふたり 2 (バンブーコミックス)りふじんなふたり 2 (バンブーコミックス)感想
電子版は一足先に配信されたので。若いくるみん正式参戦でアラフォー中心オフィスものとしては幅が広がったというところか。しかし元々「里美と香子」or「里美と飯島」で「ふたり」のつもりだったのかなとも思うけど、もはやどの組み合わせが「理不尽な二人」なのかよくわからず(笑)
読了日:12月22日 著者:松田円
男水! 6 (花とゆめCOMICS)男水! 6 (花とゆめCOMICS)
読了日:12月23日 著者:木内たつや
かりん歩 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)かりん歩 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)感想
掲載誌を追ってなかったので今回単行本が出て初めて新作を知った。蓋を開けたらハルに風谷先生に小坂さんまで出てきてびっくり。ていうか主人公が小坂さんの教え子だし。そういうキャラクター的な連続性と同時に、喫茶店の経営のための周辺の調査もまた「地理学」である、というところがポイントなのかな。今後またどう絡んでくるかっていうのがまだ分からないけど、2作続けて地理学が絡むとなればそれは「地理学って面白いし役に立つんだよ」っていう作者からのアピールなのかも。
読了日:12月24日 著者:柳原望
ACCA13区監察課(6)(完) (ビッグガンガンコミックススーパー)ACCA13区監察課(6)(完) (ビッグガンガンコミックススーパー)感想
誰が黒幕なのか、ミスリードを仕込みつつの「クーデター」劇の顛末。化かしあいの勝者があの人、ってのは予想外ではあったが納得できる。
読了日:12月24日 著者:オノ・ナツメ
けいさつのおにーさん(3) (まんがタイムコミックス)けいさつのおにーさん(3) (まんがタイムコミックス)感想
伊勢志摩サミットへの派遣とか時事ネタも。ほかりん弟も可愛い。
読了日:12月26日 著者:からけみ
最後の晩ごはん 黒猫と揚げたてドーナツ (角川文庫)最後の晩ごはん 黒猫と揚げたてドーナツ (角川文庫)感想
幽霊の未練と思い出の料理という基本路線を維持しつつ、ちょっと見せ方にアレンジを。
読了日:12月31日 著者:椹野道流

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