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2015年の良かった漫画

もう俺マン2015でTwitterに書いたからいいかなーとも思いつつ。
ちなみに俺マン2015への投票tweetは以下の通り。


以下、いくつかピックアップで。

黒博物館ゴーストアンドレディ

「ゴーストアンドレディ」は今年文句なしの1番だと思ってます。

作者の得意とする伝奇アクションを織り交ぜたナイチンゲールの伝記。メインとなるスクタリ病院での活動というのはナイチンゲールの功績のうちごく一部のはずだけど、まさに自ら道を作ったということなんでしょうね。そこに幽霊とのロマンスというエッセンスが効いていて、上下巻の構成(普通の単行本なら全3巻ぐらいの分量ありますが)にも関わらずボリュームたっぷりの読み応え。
これがサンデーでできなかったというのは残念ではありますが、「黒博物館」という舞台あってこそ作れた物語とも考えられますし、そうなると仕方がなかったなあという面も。年明けにはサンデーに帰ってこられますが、期待してます。

かげきしょうじょ!!

かげきしょうじょ!! 1 (花とゆめCOMICS)

かげきしょうじょ!! 1 (花とゆめCOMICS)

雑誌休刊によりMELODYに移籍してから読み始めたんですが(移籍前の分はその後電子版で補完しました)、宝塚音楽学校をモデルにしたお話。志村貴子淡島百景」もモチーフとしてはそうですね。当然ながら女生徒達の成長・友情がメインになるわけですが、ちょっとひねっているのは主人公・さらさが「かつて助六になりたかった女の子」というところですかね。まだその部分はちょっとしか見せてませんが。そして副主人公の奈良さんの「人づきあい」の手探り具合。これからが楽しみ。

けいさつのおにーさん

けいさつのおにーさん (1) (まんがタイムコミックス)

けいさつのおにーさん (1) (まんがタイムコミックス)

長野県警のイメージキャラクターがそのまま4コマ漫画になった、という点では若干異色の警察もの、かも。メインとなる穂苅君も手塚さんも可愛い、交番のお巡りさん萌え漫画。普段の警察官のお仕事とか防犯教室的な性格もちゃんと入れ込んである(一部単行本には収録されてないページがあるのが残念)のでお仕事漫画にもなってます。
でも手塚さん、42歳にしては風貌が渋すぎませんか(笑)

ゆとりノベライズ

ゆとりノベライズ (1) (まんがタイムコミックス)

ゆとりノベライズ (1) (まんがタイムコミックス)

駆け出しのライトノベル作家と売れっ子作家、プラス周りの人、ってことで基本的に閉じた世界のお話ではありますが、仕事としての作家の苦悩もあり、一方で単なる先輩後輩の関係を超えた作家同士の関係もあり。思っていたエンディングとは違ってましたが(事実上の結婚エンドはさすがに予想しなかった(笑))小説専業で新たな一歩という意味では間違ってはいないのか……?

tutti!

tutti! 1 (少年サンデーコミックス)

tutti! 1 (少年サンデーコミックス)

元・天才トランペット少年が挫折の後逃避していたけど弱小吹奏楽部につき合っているうちに音楽に戻ってくるお話。面白くなるポテンシャルは結構高かったと思うんですが、サンデー編集長交代による誌面改革(作品入れ替え)のあおりで短命で終わってしまったのが残念。主役回もらえなかった新入部員もいるし、せめてあと1〜2巻あればなあと思うところ。

鬼さん、どちら

俺マン2015には入れなかったんですけども。

鬼さん、どちら (ビッグコミックス)

鬼さん、どちら (ビッグコミックス)

かつてBE LOVEで読み切りや連載をもっていた有永イネ。「かみのすまうところ」終了後しばらく新刊が出てなかったんですが、IKKIとかで描いてたとは知らなかった……
コメディである「ロボッとうさん」とどっちにしようかとも思いましたがまあこちらかなと。
差別・偏見・(必要以上の)気遣い・「感動するための設定」・当人達の活動……といった弱者をとりまく色々なことを、最終的には笑いの要素も交えて考える作品。

この他だと「忍者シノブさんの純情」とか「味噌汁でカンパイ!」とか「金の国水の国」とか色々と挙げだしたらキリがなくなるのでこのへんで。