2015年5月に読んだもの・まとめ

2015年5月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:2698ページ
ナイス数:96ナイス

最後の晩ごはん お兄さんとホットケーキ (角川文庫)最後の晩ごはん お兄さんとホットケーキ (角川文庫)感想
兄弟の和解と夏神さんの過去と。他人よりも実の兄弟の方が難しいこともあるだろうなあとは思ったり。
読了日:5月1日 著者:椹野道流
夏目友人帳 19 (花とゆめCOMICS)夏目友人帳 19 (花とゆめCOMICS)感想
シバタの準レギュラー化があったり、的場関連で話が進んだりという「現在」の物語に進展があった一方で明確なレイコさん主役回。夏目の祖父についてルーツがわかるとまた折り返し地点ってことなんだろうけど。/巻き込んじゃいけないと思いつつ自分にしか見えない風景を見せてあげたいというところがいいなと思う。
読了日:5月4日 著者:緑川ゆき
パラダイス パイレーツ 5 (花とゆめCOMICS)パラダイス パイレーツ 5 (花とゆめCOMICS)感想
天空聖龍がちょっとバッドエンド気味だったぶん、今回はコーラル含め全員が一歩踏み出せたという大団円(オチ付)。/しかし読み切りを読むとやっぱりこの人は短編のほうが出来がいいなあと思ってしまうのであった。単行本未収録短編集早く出して……
読了日:5月4日 著者:山口美由紀
白暮のクロニクル 5 (ビッグコミックス)白暮のクロニクル 5 (ビッグコミックス)感想
オキナガをめぐる現実とともに徐々に縦糸である羊殺しに関連する話もちらほらと。収容施設の「入居者」たちの生活ぶりが不老不死というフィクションに説得力というか物語世界内の「現実感」みたいなものを作り出してるなあと感心。
読了日:5月4日 著者:ゆうきまさみ
けさくしゃ (新潮文庫)けさくしゃ (新潮文庫)感想
人はこうして同人活動にはまっていく(違)という冗談はともかく、いつもの謎解き話(あえて各エピソードの中では正解を示さないものもある)に加えて江戸時代の出版事情がわかるという意味でも面白い。それまでの人脈が最後に活かされるところは上手いなと思った。
読了日:5月7日 著者:畠中恵
こいいじ(1) (KC KISS)こいいじ(1) (KC KISS)感想
単行本未収録分だと次の恋を始めようとしてるんだけど、1巻でしつこく失恋の繰り返しを印象づけてるので最終的には聡ちゃんに戻るのかしら。
読了日:5月17日 著者:志村貴子
LES MISERABLES 5 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)LES MISERABLES 5 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)感想
今の日本だったらオレオレ詐欺やってたであろうテナルディエ一家。娘達は悪いこととわかっててやってるのかどうなのか。盛り上がりはゴルボー屋敷でのジャン・ヴァルジャンvsテナルディエvsジャベールなんだけど、印象的なのはフォーシュルヴァンさんの最期だったりする。
読了日:5月17日 著者:新井隆広,ヴィクトル・ユーゴー,豊島与志雄
ホリデー・インホリデー・イン感想
大和以外の登場人物のそれぞれの番外編。キャラにこういうふうに肉付けがされていくってのは好き。最後の二つは進とジャスミンにとっての「本編前夜」なんだけど、二人とも勇気がいったんだなーと思ったり。/本編はもう続編作るの難しそうな流れになってるんだけど、こういう形で時々また話が読めたらいいな、と思う。
読了日:5月18日 著者:坂木司
BIRDMEN 5 (少年サンデーコミックス)BIRDMEN 5 (少年サンデーコミックス)感想
人間から離れていく、ということについて悩む烏丸と、悩まずつながり続けていこうとする鷹山やアーサー。龍目さんが久しぶりに「いい大人」だよ!/次に進化しそうな鷺沢。嘘を見抜く能力、というのは「兄の本心が知りたかった」というトラウマからの流れだろうなあ。
読了日:5月20日 著者:田辺イエロウ
男水! 3 (花とゆめCOMICS)男水! 3 (花とゆめCOMICS)
読了日:5月21日 著者:木内たつや
一鬼夜行(2) (ビッグガンガンコミックス)一鬼夜行(2) (ビッグガンガンコミックス)感想
ページ埋めの硯の七変化(笑)
読了日:5月29日 著者:小松エメル(『一鬼夜行』ポプラ文庫ピュアフル刊)
気象精霊記 File-3: うかれ頭とサクラン前線気象精霊記 File-3: うかれ頭とサクラン前線感想
今回は旧版からの大きな変更はなかったのかな。あとがきでも触れてなかったし。
読了日:5月29日 著者:清水文化
文学男子―BUNDAN (愛蔵版コミックス)文学男子―BUNDAN (愛蔵版コミックス)感想
文学作品に登場する男子にスポットをあてての作品解説。うん、ジャーヴィスは正体を知ってから再読するとそういう感想になるよね(笑)
読了日:5月29日 著者:いのうえさきこ
弟の夫(1) (アクションコミックス(月刊アクション))弟の夫(1) (アクションコミックス(月刊アクション))感想
こういう作品を青年向け一般誌で連載することを決めた編集部にまずは賛辞を。同性愛者は(マイノリティではあるけども)特別な存在ではない、そのあたりにいる人、みたいな感覚。一方で連載のほうでは「同居しないほうがお上手くいく夫婦の(というよりは子供にとっての両親の)形」っていうものも描いてるっぽいので、そういう多様性全般を描く方向になってくのかしらねえ。
読了日:5月31日 著者:田亀源五郎

読書メーター

一見少ないようだけど実は「小煌女」の電子版での再読とかやってて正味はもうちょっと多かったり。