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2014年9月の読んだものまとめ

2014年9月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:1331ページ
ナイス数:69ナイス

11人いる! (小学館文庫)11人いる! (小学館文庫)感想
今までタイトルは知ってたもののきちんと読んだことがなかったので、Kindle版が出たのを機に読んでみた。さすが古典として扱われるだけの作品だなあと思う。続編のほうは悲しい物語ではあるのだが、多少の差こそあれ今の世界情勢でも大国に振り回される小国という図式が存在し続けているので、残念ながら普遍性をもったストーリーになってるんだよなあ。
読了日:9月1日 著者:萩尾望都
トーマの心臓 (小学館文庫)トーマの心臓 (小学館文庫)感想
基本的にエーリクの視点で語られはするものの、物語としては「傷ついたユーリの救済」だったんだな。仮にエーリクとユーリが結ばれても死者には勝てないし身代わりになったような形になるとすればどちらも救われない、となるとこういう形での救済に落ち着くほうがいいのか……
読了日:9月4日 著者:萩尾望都
大奥 2 (ジェッツコミックス)大奥 2 (ジェッツコミックス)感想
本格的な話の始まる家光編のスタート。「大奥」の恋愛要素は「孤独な者・傷ついた者同士の慰め合い」から始まるのかなあ、とふと。綱吉もそうだったし。しかし今読み返すと春日局といい玉栄といいいろいろと血なまぐさい(^-^;
読了日:9月4日 著者:よしながふみ
夏目友人帳 18 (花とゆめCOMICS)夏目友人帳 18 (花とゆめCOMICS)感想
大きな流れとしては、夏目が名取に友人帳のことを話したという大きなターニングポイントの巻。そしてレイコの夫と思われる人物という新たなキー。でも単発のエピソードとして見た場合はいつもの「人と人」あるいは「人と妖」の関係についての物語なんだよな。このバランスが上手い。
読了日:9月7日 著者:緑川ゆき
黄泉坂案内人 (角川文庫)黄泉坂案内人 (角川文庫)感想
途中までは「死神くん」みたいな話だと思って読んでたら、終盤のどんでん返し。神様は人間や妖怪の都合なんて知ったことではない、といえばそれまでかもしれないけども……退場した人と残った人。エピローグを書くなら「一方だけが覚えている再会」になってしまうのかなあ。
読了日:9月9日 著者:仁木英之
大奥 3 (ジェッツコミックス)大奥 3 (ジェッツコミックス)感想
大奥完成までの道のり。国の行く末を諦めてしまった春日局と、諦めなかった家光や幕臣たち。この巻のラストで家光が女の姿で人前に出たシーン、かっこよかった。この時の決断が後に赤面疱瘡の克服への大きな道のりの第一歩だった、ということになるのかもねえ。
読了日:9月9日 著者:よしながふみ
偉人住宅 ツバキヒルズ(2) (ビッグコミックス)偉人住宅 ツバキヒルズ(2) (ビッグコミックス)感想
新キャラが登場したけど全体としては1巻よりパワーダウンかなあ。ヤマトタケルがただの男の娘になっててモデル人物の元ネタがあまり活かされてない気がする。
読了日:9月11日 著者:野田宏
シャーリー 2巻 (ビームコミックス)シャーリー 2巻 (ビームコミックス)感想
相変わらず(褒め言葉)自分の萌えを作品にするのが上手な作家だと思う。「大人の女性に憧れてる少女」な描写は微笑ましい。
読了日:9月12日 著者:森薫
からかい上手の高木さん(1) (少年サンデーコミックススペシャル)からかい上手の高木さん(1) (少年サンデーコミックススペシャル)感想
「好きだからからかう」を女の子がやってて男の子は絶対に勝てない、というシチュエーションだけでこれだけバリエーションが広げられるというのもすごいなあ。西片くんが高木さんへの気持ちを自覚したらどうなっちゃうんだろう(笑)
読了日:9月14日 著者:山本崇一朗
満願満願感想
「儚き羊たちの祝宴」と同様、ダークな短編集。人は自ら(あるいは自分の大切なもの)を守ろうとした時にその恐ろしさを発揮する、という点では「犬はどこだ」に通じるなあ。
読了日:9月17日 著者:米澤穂信
イヴ愛してる (2) (バンブーコミックス MOMOセレクション)イヴ愛してる (2) (バンブーコミックス MOMOセレクション)感想
Kindleで再読。
読了日:9月17日 著者:伊藤黒介
はたらく魔王さま! 0 (電撃文庫)はたらく魔王さま! 0 (電撃文庫)感想
前日譚。なんか魔王と出会ったばかりのルシフェルが今の漆原と微妙に結びつかない(笑)悪魔たちの文明が一度崩壊してるような描写が出てくるけど、カミーオたちは古の大魔王サタンのことを直接知ってるんだろうか。ルシフェルは直接知ってるんだよね?
読了日:9月18日 著者:和ヶ原聡司
大奥 4 (ジェッツコミックス)大奥 4 (ジェッツコミックス)感想
この後の綱吉の悲哀や右衛門佐との関係のことを考えると、綱吉編の序盤はそれを際立たせる意図もあったのかなあという気がしてきた。「何故天は自分を将軍のままにしておくのか」っていう意味の発言が後々出てきたと思うけど、孟子のくだりはその伏線だったんだなあ。
読了日:9月18日 著者:よしながふみ
今月のわんこ生活4(DaitoComics388/PETシリーズ) (ダイトコミックス 388)今月のわんこ生活4(DaitoComics388/PETシリーズ) (ダイトコミックス 388)感想
連載中はまだ存命だったそうだけど、ナナっち亡くなったんだね……高齢だから心配はしてたけど。遠藤さんが別花やメロディでの枠が無くなった頃、「犬ぐらし」しか連載が無かった時期のことを考えると、縁の下の力持ちで支えてたともいえるんだよなあと。ありがとう。
読了日:9月27日 著者:遠藤淑子
晴れのちシンデレラ (7) (バンブーコミックス MOMOセレクション)晴れのちシンデレラ (7) (バンブーコミックス MOMOセレクション)感想
電子版同時発売ありがたい。今回はわりと三条様との絡みが少なめ?でおかめの存在感アップ(笑)
読了日:9月29日 著者:宮成楽
トリドリ恋歌トリドリ恋歌感想
短編集といいつつも道草シリーズが一応メインっぽい感じ。この道草シリーズの付かず離れずで続いていく関係が好き。
読了日:9月30日 著者:宇仁田ゆみ
気象精霊記 File-1: 正しい台風の起こし方気象精霊記 File-1: 正しい台風の起こし方感想
まさしく「リメイク」なんだなあ。旧作から科学的知見やら用語やらの変更点も織り込んでいるので、「台風の合体の定義」のやりとりが無くなったり(あと、全体的にバトルシーン減った?)岸尾さんのコメントが変わっていたり最近の事例を引用していたりとかなり変わった印象。一番の変わりっぷりはキャサリンさんだけども(笑)ですわ口調は似合わない……(^-^;
読了日:9月30日 著者:清水文化

読書メーター

萩尾望都の旧作やら「満願」やら「大奥」やらが次々電子化。「気象精霊記」が電子版での自費出版という形でようやく新装版というのが大きいニュースではあるかな。