2013年の個人的漫画小説を振り返る・その1
年末なので、今年読んだ漫画・小説を振り返ってみようかと。
読書メーターの記録(+記憶にある記録外)によれば、今年読んだ本はのべ219冊、らしいです。「のべ」なのは、紙の本読んで年内にKindle版読んだ、みたいなのがそこそこあるからです。
電子書籍(Kindle)の罠
KindleFire HDを購入したことで、「買い直し」も含めて一気に買った/読んだ数が増えた、という自覚があります。これまでもKinoppyで買ってiPhoneで読む、というのはちょこちょこやってはいたんですが、やはり専用端末があると違いますね。iPhoneのバッテリー気にしないでいいし(笑)
その一番の影響は「未読/未購入のシリーズ物の既刊制覇」。なによりシリーズ物の最大のネックである場所の問題が発生しない。さらには紙の本より安かったりポイントの還元があったものもありました。主だったものだと
- 「うさぎドロップ」1〜9巻(紙の本の約半額だった)
- 「はたらく魔王さま!」1〜8巻(アニメ開始当時電子化してたもの全部→9巻以降は紙)+コミカライズ1巻+スピンオフ漫画1巻
- 「とある飛空士への追憶」コミカライズ版全4巻
- 「ラブロマ」新装版全5巻
- 「魔法使いの娘」全8巻+「魔法使いの娘ニ非ズ」1〜2巻(3巻以降紙の本、3巻はその後Kindle版も購入)
これだけで冊数的には約17%ですよ。自分でもびっくりした(笑)一気読みには電子書籍はかなりのアドバンテージがあるかと。
電子版で再読
同時に紙の本の買い直しも増えました。まあもともと電子版が出てるから紙の本はドナドナしたものもあるんですけど。基本的にはセールの時の購入が中心ですが、お気に入りの作品とかだとそのまま買っちゃうものも。
- ひとりぼっちの地球侵略
- 路地恋花
- 緋色の椅子
- 逃げるは恥だが役に立つ
- 「平台がおまちかね」「背表紙は歌う」
- 「氷菓」「愚者のエンドロール」「春期限定いちごタルト事件」
- 「切れない糸」
最初から電子版で
最初に読んだのが既刊の電子版(「暗殺教室」)だったり、最初から電子版が同時発売(「ACCA」「海月と私」)だったり、あるいは小説だと文庫化待ちのところに先に電子化して電子版購入(「ふたつめの庭」)、というパターンもありました。特に「文庫化より先に電子化」というパターンは単にスペースの問題だけで文庫化待ちの時にはありがたいです。まあ文庫よりは値段高くなりますが、その分早く読めますしね。
文庫化待てずに買っちゃった
というパターン、これまでやってこなかったんですが、今年はとうとうやってしまいました。転機は「リカーシブル」。結局その後電子版が年内に出たのでもうちょっと待っておけばよかったかな、とは思いましたが、当時はそこまで予測できなかったからねえ(^-^;
その他、文庫化するかどうかわかなさそうな「和菓子のアンソロジー」「本屋さんのアンソロジー」も。
あともう一冊待てなかったのは「ようこそ授賞式の夕べに」でした。
結局スペースの問題以外(「折れた竜骨」なんて文庫化しても2分冊だったから特に安くなったわけでも省スペースになったわけでもなかったしな……)では早く読みたいんですよねえ……
この流れだと作品についての話がやりにくいので、一旦仕切り直しを(笑)