2013年11月の読んだものまとめ

2013年11月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:2994ページ
ナイス数:56ナイス

(P[こ]3-6)一鬼夜行 鬼の祝言 (ポプラ文庫ピュアフル)(P[こ]3-6)一鬼夜行 鬼の祝言 (ポプラ文庫ピュアフル)感想
多聞がちょっかいをかけて来てたこれまでの話から、いよいよ小春の因縁のほうが話の軸としてはメインになってきた感じ。ようやく喜蔵と綾子の仲が一歩進展、というか綾子さんが意外と肝が据わってたというか(笑)/人と妖怪と神という、それぞれ異なる価値観を持ちながらもどこか似ている存在たち。
読了日:11月8日 著者:小松エメル
花食う乙女 (フラワーコミックスアルファ)花食う乙女 (フラワーコミックスアルファ)感想
蘊蓄+基本的に主人公が報われない、という点ではさんすくみと似ているがこちらは一部ミステリー風味。好きだったんだけど1巻分で終わっちゃったか。残念。
読了日:11月9日 著者:絹田村子
姉の結婚 6 (フラワーコミックスアルファ)姉の結婚 6 (フラワーコミックスアルファ)感想
「近くにいるのにバラバラ」な雰囲気を持たせた表紙とは裏腹に、離れてからこそ近づいているようにも見える二人。別れてからのほうが面白い恋愛漫画というのもそうそうないだろうなと思うが、真木妻の妊娠で事態が予測不可能な方向に進みつつある。
読了日:11月10日 著者:西炯子
パラダイス パイレーツ 3 (花とゆめCOMICS)パラダイス パイレーツ 3 (花とゆめCOMICS)感想
「呪いを解く方法」&「人魚と魔法使いの戦い?」がメインになってきそうではありつつも、一番のポイントは「コーラルをどうやって救うか」なんだよねえっていう。サニンは救えなかったからね……
読了日:11月10日 著者:山口美由紀
さんすくみ 7 (フラワーコミックスアルファ)さんすくみ 7 (フラワーコミックスアルファ)感想
三人以外の交友関係からの話の発展もあり。偽托鉢は実際にいそうで嫌だなあ。
読了日:11月10日 著者:絹田村子
ジーヴス英国紳士録 〜プリーズ、ジーヴス シリーズ〜 (花とゆめCOMICS プリーズ、ジーヴスシリーズ)ジーヴス英国紳士録 〜プリーズ、ジーヴス シリーズ〜 (花とゆめCOMICS プリーズ、ジーヴスシリーズ)感想
ダリアおばさんが辛辣だ(笑)単行本化でタイトル変更したのは何だったんだろう?
読了日:11月11日 著者:勝田文
王国の子(3) (KCx ITAN)王国の子(3) (KCx ITAN)感想
イギリスがモデルではあるけど一応架空の国であったか。王の座を巡る陰謀、おそらくエリザベスが女王になるまでは描くのだろうとは思うけど、かなり波瀾が起きそう。影武者が単なる安全のためだけではなく「演じる」存在である、という視点は面白いな、と思った。元役者の起用はうってつけだったかもしれない。
読了日:11月14日 著者:びっけ
ふたつめの庭ふたつめの庭感想
保育園を舞台とした日常の謎。大崎梢としては珍しく恋愛要素が強いなあ。
読了日:11月16日 著者:大崎梢
切れない糸 (創元推理文庫)切れない糸 (創元推理文庫)感想
Kindleで再読。
読了日:11月18日 著者:坂木司
ひとりぼっちの地球侵略(2) (ゲッサン少年サンデーコミックス)ひとりぼっちの地球侵略(2) (ゲッサン少年サンデーコミックス)感想
Kindleで再読。「魔法」のくだりは特に気に留めてなかったんだけど、最近の展開を考えると伏線だったのかも。
読了日:11月18日 著者:小川麻衣子
ようこそ授賞式の夕べに (成風堂書店事件メモ(邂逅編)) (ミステリ・フロンティア)ようこそ授賞式の夕べに (成風堂書店事件メモ(邂逅編)) (ミステリ・フロンティア)感想
久々の杏子さんと多絵ちゃん&ひつじくん+真柴、なスーパー大崎大戦(大げさ)。ゲストキャラも含めそれぞれの視点が入り交じりながらのミステリー。ダイイングメッセージのどんでん返しは本当にやられた!/書店大賞の裏側、批判と期待と両面がよくわかるお話でもありました。
読了日:11月19日 著者:大崎梢
嘘解きレトリック 2 (花とゆめCOMICS)嘘解きレトリック 2 (花とゆめCOMICS)感想
「能力が故の苦悩」というのはこの手の話の定番ではある。理解者がいるかどうかで大きく変わるよなあ、とも。「誰も嘘をついていない」パターンというのも変化球ではあるが必要な話かも。
読了日:11月20日 著者:都戸利津
放課後よりみち委員会 (4) (バーズコミックス デラックス)放課後よりみち委員会 (4) (バーズコミックス デラックス)感想
最終回でようやくタイトルの意味が。探し人を見つけたんだけど連れ帰らない(連れ帰れない可能性もある)、という形で終わるというのはちょっと予想してなかった。結局あちらに行ける・行けない、ってのはどこで決まってたんだろうなあ。
読了日:11月21日 著者:桑田乃梨子
ACCA13区監察課1巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックスSUPER)ACCA13区監察課1巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックスSUPER)感想
警察の監察、というところからクーデター計画、という話になっていってるってことはミステリー要素あるいはサスペンス要素が入るのか?まだ話が動きだしたところなので評価は難しいな。/日本語のローマ字表記が公用表記でさらにそこに日本語の(というか漢字の)字幕がつく、ってのはどういうアイデアなんだろうなあ。
読了日:11月25日 著者:オノ・ナツメ
千年ジュリエット (角川文庫)千年ジュリエット (角川文庫)感想
文化祭の2日間に次々起きる事件。「馬鹿の宝石箱」、という言葉の頭に「愛すべき」とつけたくなる。どれも「うわ、やられた」と思ってしまう解決編。「決闘戯曲」のネタなんて想像つかないよ!/なんで表紙がマレンなんだろう、と思ったら表題作が理由の一つなのかな。この最後のネタばらしは小説以外では難しいよなあ。/芹澤さんは片桐部長と掛け合い漫才、いきなりなじみ過ぎだ(笑)
読了日:11月28日 著者:初野晴
やなりいなり (新潮文庫)やなりいなり (新潮文庫)感想
次々に神様たちがやってきて騒動になるパターンはパタリロチックだなあ……と思ってしまった(笑)今回は人間の生霊の話が2編入っていて、妖怪よりも人間のほうがクローズアップされてた雰囲気もあり。
読了日:11月29日 著者:畠中恵

読書メーター

まとめてみると「久々の新刊」的なものが多いなあ。「花食う乙女」はここで終わってしまったのが勿体ない。「ようこそ授賞式の夕べに」は文庫化・電子化待てなかったけど満足です(笑)