2013年9月の読んだものまとめ

2013年9月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:2427ページ
ナイス数:33ナイス

18日の日曜日 (KCデラックス)18日の日曜日 (KCデラックス)感想
たうみまゆのBLが好きなんだけど、非BL(っていう言い方も変だけど)な漫画も描いてたとは知らなかった。「訳ありな父の七回忌」という舞台設定でこれまで悩んで来た姉・弟・妹がそれぞれ過去から一歩踏み出していくまでを描く表題作の3部作は特に良かった。和史くん、明をよろしくお願いします。
読了日:9月1日 著者:たうみまゆ
ゆらゆら薬局プラリネ (1) (まんがタイムコミックス)ゆらゆら薬局プラリネ (1) (まんがタイムコミックス)感想
薬局とかけた帯のアオリが見事(笑)そしてカバー下は薬局に関する知識でためになりつつ懐かしい面々が。池田と兄は仲が進展するのかどうなのか。今はまだそれ以前だけど。
読了日:9月5日 著者:松田円
奈知未佐子短編集 ~思い出小箱の15粒~ (フラワーコミックスアルファ)奈知未佐子短編集 ~思い出小箱の15粒~ (フラワーコミックスアルファ)感想
こういう優しいショートストーリーってやっぱり貴重というか必要なものだよな、と思う。収録は掲載順じゃなかったのね。
読了日:9月7日 著者:奈知未佐子
ちょちょら (新潮文庫)ちょちょら (新潮文庫)感想
江戸留守居役、というこれまであまり注目を浴びることのなかった(と思う。つらつらわらじでちょっと出てきたかな?)役職のお仕事もの、かつ中盤以降の内容的には大胆な犯行計画っぽい部分もある。クライマックスの出羽守との駆け引きが見事、というか出羽守もひとが悪い(笑)このラストはさすがに予想できなかったわ。
読了日:9月9日 著者:畠中恵
サナギさん 1サナギさん 1感想
雑誌のリアルタイムでは大分終盤になってから追いかけてて、単行本は読んでなかったので序盤を読むのは初めて。でもこの段階で完全に言葉遊びと妄想というフォーマットというか施川ユウキのカラーは確立してたんだな。
読了日:9月10日 著者:施川ユウキ
かがみのもり (光文社文庫)かがみのもり (光文社文庫)感想
生徒たちが知らずにきっかけをつくってしまった、新興宗教団体の遺産を巡るサスペンス。いろんな人の思惑が絡み合う、サスペンスらしいシーンはあるものの、読後感がいいのはさすがこの作家というべきか。
読了日:9月11日 著者:大崎梢
ブギーポップ・ウィズイン さびまみれのバビロン (電撃文庫)ブギーポップ・ウィズイン さびまみれのバビロン (電撃文庫)感想
解決部分がちょっとわかりにくかったんだけど、結局ブギーポップが倒したのは幽霊みたいなものだったのかね。/末真が久々に活躍してたのは嬉しい。/ブギーポップはもはや年表とキャラクター一覧表が必要なレベル。ユージンの能力ってそんなんだったっけか(^-^;
読了日:9月12日 著者:上遠野浩平
少年検閲官 (創元推理文庫)少年検閲官 (創元推理文庫)感想
書物(おそらくはフィクション以外も)が禁じられた世界における「ミステリー」の復興……の序章、というところか。世界は変わるのか、それ以前に何か秘密があるのでは?と思わせる感じで、今後の展開は気になる。「ガジェット」の設定はメタフィクション的でもある。メインとなる犯罪の犯行はグロ系だなあ(^-^;
読了日:9月15日 著者:北山猛邦
神のみぞ知るセカイ 23 (少年サンデーコミックス)神のみぞ知るセカイ 23 (少年サンデーコミックス)感想
香織編、といいつつ攻略対象は実は天理という。ここ最近の天理の行動はまさに女神だと思ってたけど、後書きで「最後の女神」に認定されちゃってますよ……(笑)
読了日:9月19日 著者:若木民喜
漆黒の王子 (角川文庫)漆黒の王子 (角川文庫)感想
「上」と「下」の当初は無関係そうにもみえた話が徐々につながっていくサスペンス。人生を狂わせられた者同士の相克、結果的には救いのない話。「上」で唯一生き残った水樹はこの後どうするのだろう。
読了日:9月27日 著者:初野晴
切り裂きウォルター 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)切り裂きウォルター 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)感想
ホームズvs人外、と見せかけておいて実はメインは(ホームズと別行動の)ワトソン、という新機軸。ホームズの商業的な二次創作というのは後書きにもあるように珍しくないけど、ワトソンをメインに据えるのって結構珍しいかも。
読了日:9月29日 著者:中原開平
アスタロト 1アスタロト 1感想
パタリロのほうにも出て来ていたアスタロトKindle版が出ていたので読んでみた。もっと古いのかと思ってたけど紙の初版は平成5年とあったので思ってたよりは昔じゃなかったのか。ファミコンで悪魔操って新機種がスーファミになってたのは笑った(笑)
読了日:9月29日 著者:魔夜峰央

読書メーター

小説が結構多かった。しかも「ちょちょら」や「漆黒の王子」はボリュームも多かったなあ。