2013年2月の読んだものまとめ

2013年2月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2524ページ
ナイス数:61ナイス

リカーシブルリカーシブル感想
伝承の裏の真実、という点では実は「氷菓」に近いものもあるんだよな。結果的にはリンカも救い、希望があるような終わり方ではあるけど、実はハルカにとって大変なのはこれからだったりするんだよなあ。でも本屋さんのPOPで「登場人物が幸せになってほしいと思って書いた」という作者からのメッセージが書いてあったんで、きっとなんとかやっていく、そう信じたい。
読了日:2月4日 著者:米澤 穂信
坂木司リクエスト!  和菓子のアンソロジー坂木司リクエスト! 和菓子のアンソロジー感想
「和菓子」というキーワードから、落語のような話からSFやら、恋愛話やらミステリやらとものすごく幅の広い話が生まれたってのがすごいなあ。
読了日:2月8日 著者:坂木 司
うさぎドロップ 6巻 (Feelコミックス)うさぎドロップ 6巻 (Feelコミックス)
読了日:2月8日 著者:宇仁田ゆみ
大崎梢リクエスト!  本屋さんのアンソロジー大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー感想
和菓子アンソロジーに比べると「このお題でこう来たか」というバリエーションは少なめかな。閉店間際の本屋や空港の本屋はそんな中で舞台が工夫されてたと思うけど。あと似鳥鶏の注釈部分は笑った(笑)
読了日:2月18日 著者:大崎 梢
うさぎドロップ 7巻 (Feelコミックス)うさぎドロップ 7巻 (Feelコミックス)
読了日:2月19日 著者:宇仁田ゆみ
うさぎドロップ 8巻 (Feelコミックス)うさぎドロップ 8巻 (Feelコミックス)
読了日:2月21日 著者:宇仁田ゆみ
つらつらわらじ(5)<完> (モーニング KC)つらつらわらじ(5)<完> (モーニング KC)感想
和泉と九太郎という二人の若者にとって多くを得た旅はようやく終焉。そして殿の吉原への大名行列ですよ。最後の最後でやってくれた(笑)でも越中守もあれ内心では少将公がおとなしくしてなくて嬉しかったんじゃないかと(笑)
読了日:2月23日 著者:オノ・ナツメ
県民性マンガ うちのトコでは3 (県民性マンガ・うちのトコでは)県民性マンガ うちのトコでは3 (県民性マンガ・うちのトコでは)感想
長編を特に楽しみに買ってるんだけど、今回は石見銀山をメインとしての世界遺産登録の話。「どこに価値を見いだすか」が様々で難しい一方で、「人間が受け継いで来たものには価値がある」という理念。地元の皆さんの努力の成果なのは言うまでもないわけで。しかし石見銀山の歴史的価値っていろんな側面があったんだな。外国にまでつながってるとは。
読了日:2月24日 著者:もぐら
草子ブックガイド(2) (モーニング KC)草子ブックガイド(2) (モーニング KC)感想
「本の紹介」という形式をとって人間のあり方について考えていく。徐々に草子の世界も広がっていってる。
読了日:2月25日 著者:玉川 重機
ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)感想
江戸川乱歩をめぐる長編。しかし母親がここで出てくるのは意外だった。てっきり最後にならないと出て来ないと思ってたからねえ。この親子は「理解は出来るが和解は出来ない」という関係、ということになるんだろうか。母の追い求める本とは何なのか。あと「クラクラ日記」を残していった本当の意味、ってのもいずれ明らかにされるんだろうなあ。
読了日:2月26日 著者:三上延

読書メーター

少ない少ないと思ってたけど、10冊と本当に少なかったんだなあ。その代わり、リカーシブルや小説アンソロジーみたいにボリュームのある本が何冊かあったけど。